ギャンブル障がい回復トレーニングプログラム

SmAT-G(Shimane-matsugaoka Addiction recovery Training program for Gambling disorder)

ギャンブル等の楽しみ方を改めたいと願う方を対象に、回復支援プログラム「SmAT-G」をグループで実施しています。本グループでは、同じギャンブル等の悩みをかかえる仲間と一緒に、ギャンブル等にたよらない生き方を取り戻すことを目指します。一人で悩まず、皆で一緒に自分らしい生き方を探してみませんか。
あなたの参加をこころからお待ちしています。

 

開催日 :第2・4土曜日 10:30~11:30 

場所 :松ヶ丘病院 集団療法室
  プログラムに参加するにあたり、事前に担当医による診察を行っています。
  はじめての方は、お電話でご予約いただき、外来の受診(木曜・金曜の午前)をお願いいたします。

内容 :SmAT-G
ワークブックを用いて学ぶ、全5回のプログラムです。
 1.ギャンブルについて整理する。
 2.引き金を特定し対処する。
 3.注意サインに気づく。
 4.引き金表の作成「私の道しるべ」
 5.回復への道のり。

ギャンブル障がい

詳しい内容については、松ヶ丘病院までお電話ください(0856-22-8711)

 

 

ギャンブル等依存症とは 

アメリカ精神医学会の発行する「精神疾患の分類と診断の手引き(DSM-5)」においては「ギャンブル障がい」として以下のように定義されています。

A.臨床的に意味のある機能障害または苦痛を引き起こすに至る持続的かつ反復性の問題賭博行動で、その人が過去12カ月間に以下のうち4つ(またはそれ以上)を示している。
 (1)興奮を得たいがために、掛け金の額を増やして賭博する要求。
 (2)賭博をするのを中断したり、または中止したりすると落ち着かなくなる、またはいらだつ
 (3)賭博をするのを制限する、減らす、または中止するなどの努力を繰り返し成功しなかったことがある。
 (4)しばしば賭博に心を奪われている(例:過去の賭博体験を再体験すること、ハンディをつけること、または次の賭けの計画を立てること、賭博をするための金銭を得る方法を考えること、を絶えず考えている)。
 (5)苦痛の気分(例:無気力、罪悪感、不安、抑うつ)のときに、賭博をすることが多い。
 (6)賭博で金をすった後、別の日にそれを取り戻しに帰ってくることが多い(失った金を"深追いする")。
 (7)賭博へののめり込みを隠すために、嘘をつく。
 (8)賭博のために、重要な人間関係、仕事、教育、または職業上の機会を危険にさらし、または失ったことがある。
 (9)賭博によって引き起こされた絶望的な経済状況を免れるために、他人に金を出してくれるよう頼む。

B.その賭博行動は、躁病エピソードではうまく説明されない。

  

 

消費者庁「ギャンブル依存症でお困りの皆様へ」

島根県立心と体の相談センター「ギャンブル障がい(ギャンブル依存)」